モバイルPASMOについて


 先日突如発表された「モバイルPasmo」ですが、長年待たれていた割には、あまり受けはよろしくないようですね。
 では何故受けが良くないのか、私なりに考察してみたいと思います。

1.iPhone非対応だから?
 今回は一先ずAndroidからのスタートとなります。iPhoneユーザーが置き去りにされてしまいました。
 とは言え、それ程関係はないのではないかと思います。「iPhone非対応だから・・・」のような声は聞こえてきませんからね。

2.長く待たされすぎたから?
 これも関係はないでしょうね、待ってたいとは待っていたのですから。

3.種類が多すぎるから?
 おそらくはこれでしょうね。
 JR東日本はSuica、関東私鉄はPASMOと関東地方だけで2種類、JR東海はToikaだし、JR東日本とJR東海の間は通り越せないし(他のJR間も同様)・・・それであれば、どうにかしてSuicaに纏めてもらった方が利用者としてもとても扱いやすくなります。
 実際、統合を求める声は多いですよね。

 では、モバイルSuicaとモバイルPASMOの両者が存在するにあたり、懸念事項は無いのでしょうか?続いてはその辺を考察してみましょう。

1.両者は共存可能なのか?
 一番気になるのは、モバイルSuicaとモバイルPASMOを同じスマホに入れた場合、どのような挙動になるのか?ですよね。この点については、PASMO協会はこれからSuicaへ確認するとのこと・・・順番逆じゃね?
 これは以前から懸念していたことで、解決の1案として「JRの改札ではSuicaが反応し、私鉄の改札ではPASMOを反応させる」というものです。ただ、これでは解決しないんですよね。JR線内、または私鉄内での乗り降りであれば問題ないですが、JRで乗って私鉄に直通した場合、乗る時はSuicaで降りる時はPASMOになってしまい、PASMOに乗車記録が無いことから降りられなくなってしまいます。
 こうなると共存しないのが一番になりますよね。

2.排他利用で利用者は納得できるか?
 共存できないとなったら排他利用するしか無いのですが、どれだけのユーザーが納得してモバイルPASMOへ乗り換えてくれるでしょうか?
 モバイルSuicaは昨年暮れから鉄道版マイレージと言われるサービスの提供を開始しました。これ、モバイルSuica使ってる人はJRE pointに登録しないと損ですよ!地味に徐々にですが溜まっていきます!まぁ、JRE Pointがどれ程使えるのかわかりませんが・・・これを貯めている人からすれば、排他利用には納得いかないですよね。

 以上、共存の可能性、排他利用の場合利用者が納得できるか?筆者なりに綴ってみたがいかがだろうか?
 最後に解決策を探ってみたい。

1.交通系ICカードのSuica統合
 これが出来れば一番いいのではないかと思う。これが実現すれば各社間の越境も可能になるのでは?との期待も持ててしまう。しかしながら各社の利害関係があることだし、そもそも越境問題は他社間だけではなく、東日本では関東と仙台の越境が出来ないようになってる。(その距離であれば通常は新幹線を使うと思うので、普段は問題にはならないが。)
 これは距離計算の問題があるため、その計算をする範囲を狭めているためである。これを開放して、改札通過に時間がかかるようになったら本末転倒である。
 そうは言っても越境問題を放置したままであれば、Suicaに統一しても問題はないであろう。(各地域の計算サーバーはそのまま活用すれば良い。)

2.モバイルSuicaの他社への開放
 筆者的にはこれが一番いいのでは?と思うのであるが如何であろうか。
 現状モバイルSuicaで私鉄の定期券を購入することは可能である。しかしながらそれには条件があり、JR東日本の駅が最低でも1駅区間入っている場合に限られるのである。
 この条件により、多くの私鉄しか使わない利用者は、泣く泣くカードタイプのPASMOを使うことになるのである。あるいは、無理やり1駅間JR東日本の駅を入れて購入することになる。
 社会人で定期券の購入が個人に任されている場合は、JR区間を自腹で払いモバイルSuicaにすることは可能である。が、会社から支給されるか、会社の管理が厳しい会社、また、学生は購入する区間が限られてしまうため、そのような買い方が出来ない。
 モバイルSuicaがJR東日本1駅間購入の制限さえなくしてしまえば解決する話ではないかと思う。

 さて、これまで色々と書いてきたが、筆者的にはモバイルPASMOは待っていたので、モバイルSuicaと共存可能であれば使いたいと思う。今はSuica側の回答待ちであるが、少し先の正式発表を楽しみに待ちたい。

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